創業60周年企画

ダットサンフェアレディ
レストアチャレンジ

60年の技術力で蘇った
ダットサンフェアレディ2000

創立60周年記念事業として、本社工場の若手技術スタッフが中心となって、1年以上の歳月をかけ、細部に至るまででき得る限りオリジナルに近づける車両のレストア(復元)にチャレンジしました。レストアでは、ハンダ盛りなどの新たな技術の取得、車体の接合、各種部品やパーツの製作・加工など、通常業務では得られない貴重な体験を積み重ねました。中電オートリースは、今後もメンテナンスを加えて、記念事業の集大成であるこの車を大切に後世に引き継いでいきます。

記念動画

ダットサンフェアレディ2000とは

ダットサンフェアレディは日産自動車が製造する、ダットサンブランドで販売したスポーツカー。現在も販売されている「フェアレディ」シリーズの源流となるモデル。ダッドサンフェアレディ2000は、国内で初めて200km/h以上をたたき出した高機能車。

レストア車の概要(当時の資料から)

車名
ダットサンフェアレディ
(SRL311型)
北米仕様
製造
不明(推定昭和45年式)
エンジン
直列4気筒OHC1,982cc、
U20型(150馬力/6,000rpm)
二連キャブレター装着
ミッション
ポルシェタイプシンクロ5速トランスミッション
トピックス
発表された最高速度は205km/hであり、国産初の200km/hオーバーカーとなり、高性能車として注目を浴びる。

レストア中のこだわり

  1. 01

    細部は人間の手で磨く

    細かい研磨砂を使用します。ボディの表面はサンドブラスターを使用すると、表面が波打ってしまうので、最後の調整は人間の手で磨き、細部まで丁寧に仕上げました。

  2. 02

    純正品も再現

    部品の気密性を保つための各シールやパッキンの純正品を手に入れるのは非常に困難なため、ひとつずつ現物から形を写し取って手作りしました。

  3. 03

    自分たちで部品制作

    部品の調達がままならないものは、自分たちで作りました。アルミ材を溶接しその部分を本来の形状と機能に削りだしました。

  4. 04

    エンジンの微調整

    この時代の車は点火のタイミング、燃料と空気の混合割合など全て機械式制御のため、技術者の手と目と耳で調整を行いました。

中電オートリースは、レストアを通して
技術力の飛躍と結束力を高めました。
これからもお客さまのニーズに応える
高品質なサービスを提供します。

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